「Kill The Poor」は発売禁止にすべきか? ---読者からの声(1)
Beats21
 中川敬、山口洋らが結成したヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーションのアルバムに収録が予定されている「Kill The Poor」の歌詞(日本語訳、中川)について、Beats21は読者の方々に緊急アンケートをお願いしました。
 たくさんのご意見、ありがとうございます。
 今回はそのご意見を紹介する第1回目です(写真は、中川敬)。
 なおBeats21は、引き続き同曲に関するご意見を募集しています。メール・アドレス、「Kill The Poor」の訳詞をご覧になりたい方は、「緊急アンケート」へ。
 
読者の方々のご意見
■「KILL THE POOR について」 by 匿名希望さん
「貧乏人など殺してしまえ」という歌詞に何が込められているのだろう。
 
 世の中ではすでにもうそういう動きになっていることは目に見えてわかる。 
 大阪で暮らす私の足元をみても、然りである。
「釜ヶ崎」(に限らず長居公園や大阪城公園など)に暮らす労働者・野宿者に対して、一掃したいと考えている行政側の対応をみてもそうであるし、それだけにとどまらず、一般市民の意識の中にも、そこを「見ない/見えない/見ようとしない」場所にしている、ということがあるのではないか?と感じることがある。
 福祉業界をみても、ある程度のお金を持っている人だけが恩恵を受けることができるのが今の「介護保険制度」であると、ソーシャルワーカーをしていて、よく感じる。
 問題なのは、この歌詞のような状況が、現に「ある」もしくは「起こりうる」にもかかわらず「見えない」ように「わからない」ようにしているという現状(メディアも含む)が特に今の日本では多すぎるということではないか?
 これほど恐ろしいことはない。
 
 だからこそ、この「KILL THE POOR」を中川氏がうたうことに意味があるように思う。
 あんに「歌詞の通りの世の中になればいい」なんて思っていないことなど和訳を読めばわかる。
 
 もっといえば、中川氏がうたわないと意味がない。
 私はこれを聞きたいと願っています。
■by ふにゃらたた神社さん

『禁止にすべきでない。』
 …って中川が歌えば本気でこう主張してるわけでなく、痛烈な皮肉だということはすぐわかるわけで。 
 むしろどんどんやるべき。
 発売楽しみにしてます。     


■by Y.M.さん
 
 結論からいうと「世の中に出しても良い」です。
 本当に歌詞の意味の重い歌だとは思います。
 しかし、本当に伝えたいことは裏の意味にあると思います。
 少なくとも僕はこの歌詞カードを見てそう思いました。
 少し、考えさせられてちょうどよい位の歌なのではないでしょうか。
■by 匿名希望さん

 作詞の部分少し見ただけですが、若いし、苦労してないね。私は人生の半分以上終わったんだけど、子ども3人のうち、一人障害児なので、色んな思いもよらない苦労があったけど、精神的・肉体的にdownした時は、この詩のような時もあったよ。でもこの詩では、何かあっても自分は健在なんだよね。こんな事があったら、みんなおしまいなんだよ。ある意味、人間として生まれたらみんな思う時があるとおもう。poorでもrichでも。killにもliveにもできると思う。音楽ってすばらしいとすごく思うこの頃なんです。この曲を聴きながら死にたいって、年齢の所為もあると思うけどよく思う。せっかく音楽の世界で生きられる才能をもってんだから、人間に生まれてよかったと感動を与える曲を創って下さい。この曲は発表しなくてもいいと思います。

 落ち込んだ時、一人で自分の作品を聴いてください。こういう気持ちそれぞれの心の中にあるとおもいます。
読者からの声(1)おわり

( 2002/03/04 )

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