森本版『パトワ単語帖』…不思議なコトバとの出会い
『パトワ単語帖』
「Bボーイ」がヒップホップのwordからジャマイカン・パトワへ飛ぶと「ホモ」になること、『パトワ単語帖』で知った。正しくは「ビーブァイ(b-bowy)」と発音するようだが、ラップなどヒップホップの世界では「性のあるべき姿」はあんがい保守的だから、それを代表するBreakBeats&Danceの男子がレゲエのジャマイカでは衆道ってことになると…どーするのよパ〜パ。そう、『パトワ単語帖』の、思わず「へへぇ」な読み方って、一つにはこういうこと。レゲエとヒップホップは親戚同士だし、日本人も長く英語に親しんでる(はず)だから、日本の音楽好きが7年もかけたこの労作を手にしたとき、近くて遠いor遠くて近い不思議な英語、ジャマイカン・パトワに笑ったりずっこけたり、あるいはわけもなく感動するんじゃないかとぼくは思う。電車通勤のお供に、一人寝の寂しさを紛らわす一助に、この「です・ます」調でまとめられたいかにも女性らしい辞書をお勧めする。
(文・藤田正)

森本幸代著『 パ ト ワ 単語帖』

( 2007/01/07 )

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ジャマイカ大衆文化の母、L.ベネットを紹介する好エッセー『ジャメイカン・キン・ティート』発売
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