特集 STOP THE WAR!・沖縄からの声(予告)
Beats21
 アメリカ軍によるアフガニスタンへの進軍が激化する中、日本で深刻な経済的被害を受けているのが沖縄である。観光立県・沖縄は、今回の戦争によってまたもや窮地に立たされている。
「歌の邦(くに)」であり「基地の島」でもある沖縄から、戦争を考える。この特集は、照屋林助氏(ミュージシャン)、大田昌秀氏(元・沖縄県知事、現・参議院議院)、喜納昌吉氏(ミュージシャン)ら沖縄を代表する有識者のインタビューをもとに構成される。
 第1回は大田昌秀氏、2001年10月25日を予定。

大田昌秀インタビュー(抜粋):
「基地問題」:
 我々が沖縄の基地が危険だ危険だと言えば、すぐに反発を食らうんです。
 (観光事業などが)落ち込んだのはあなたたちがそう言ったからだと。
  かといって(基地問題を)黙っているわけにはいかない。
 基地が危険だからこそ、450名も警察官が(本土から沖縄の基地警備に)行っているわけであって。そのへんが、痛し痒しで非常にやっかいなことです。
(写真は、嘉手納基地のフェンスに結び付けられた平和・反戦を訴えるリボン)
「沖縄の音楽」:
 ぼくが沖縄で一番買っている音楽家というのは、八重山の宮良長包ですよ。
「えんどうの花」とかね。
 またぼくが、どうしても今の若者に伝えたいと思うのは「健児の塔の歌」というのがアリます。宮古出身の方が書いたものですが、「来てみれば、いとど悲しき摩文仁嶽」という歌を作って、戦後一時、歌われておったんですが。
 今はまったく歌われなくなった。
 あの歌も復興したいと思っているんです。
 沖縄は歌を抜きにして成り立たないです。
 自分の所を(誉めて)言うのもなんですが、沖縄ほど歌が生活に密着している場所はないんです。三味線(三線)一本あったら、沖縄の人は幸せになれる。
 どこへ行っても。
 ハワイ、グアム、南洋群島、フィリピンでもそうです。
 フィリピンの県人会へ行っても凄く歌は盛んです。
 ペルー、アルゼンチン、ブラジル、ボリビア……三味線一本あれば。
 これがないと、沖縄を救えないです。

( 2001/10/22 )

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