日本だけでなく、世界のチャイニーズ系文化圏で大きな人気を誇った
テレサ・テン（
��麗君）の生涯が、中国で『小城故事』と題された舞台劇と映画になる。
テレサ・テンは、1980年代には中国政府から「退廃的」として彼女の歌を聞くことを禁じられたことがある。また台湾側のスパイと名指しされたこともあり、今回の動きが注目されている。
『小城故事』は、テレサのヒット曲を織り交ぜながら、小さな頃、少女時代、スターの時代、隠遁（いんとん）の時代と、４つに分けて構成されており、すでに主演のオーディションが始まっている。
公開は香港で2002年の１月を予定。中国大陸、日本でも観ることが可能という。
95年に42歳で夭折した彼女は、天安門事件の際も、中国政府の弾圧に抗議し世界に向けて抗議の発言を行なったことでも知られる。
