フルバージョンが48番もある『清河(チョンハ)への道』で、在日
韓国人としての半生を描き出した新井英一が、2002年4月27日のソウルを皮切りに、釜山(プサン)や光州(クァンジュ)、慶州(キョンジュ)など
韓国各地を巡演してまわる。
新井英一の本名は朴英一(パク・ヨンイル)。 生まれは1950年、福岡である。日本へ炭坑夫として徴用された父と日本人の母の間に生まれた。
貧しい家庭に育った彼は、15歳の時に家を出て、様々な仕事をしながら
ブルースを歌い放浪の生活を送っていた。94年に母親が亡くなり、その後、父の故郷である慶尚北道清河(キョンサンブクド・チョンハ)を訪ねたことで、彼のこの代表作が出来あがった。
アルバム『清河への道』は1995年にレコード大賞を受賞している。
サッカーのワールド・カップの開催もあり、日韓のスター・ミュージシャンの交流も盛んになった昨今だが、新井英一は
ブルースや
パンソリで鍛えたノドを武器に草の根公演を続ける。
写真は『清河への道〜48番(ハングル・バージョン)』