ウィリー・ネルソンらと共に、アウトローのイメージで人気を博してきたカントリー・シンガーのウェイロン・ジェニングスさんが、2002年2月13日、アリゾナ州にある自宅で亡くなった。64歳だった。
ジェニングスさんは、これまで重い糖尿病にかかり、歩くのもままならない状態が続いており、昨年12月には左足の切断手術も行った。
ジェニングスさんは1937年、テキサス州リトルフィールド生まれた。若い頃は、夭逝したシンガー、バディ・ホリーと一緒に活動していたが、同じ仲間であるビッグ・ボッパーに彼が乗るはずだった飛行機の座席を譲ったところ、同機は墜落、同乗していたホリーやリッチー・バレンスらロックンロール期の人気者3人が亡くなってしまうという悲劇に見まわれた(59年)。
彼がビック・スターとなるのは70年代のこと。ジェニングスさんは、これまでナッシュビル主導が当たり前だったカントリー・ミュージックを否定し、独自のスタイルを発表した。これが「アウトロー・ブーム」となり、その後のカントリーのあり方を大きく変えるもととなった。
写真は、彼の2001年の作品
『Dreaming My Dreams』。